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土地売却のすゝめ～大きな土地編～
土地売却を成功させるためのポイントを数回にわたりお話致します。
今回のテーマは、「大きすぎる土地の売却」についてです。
現在刈谷市で戸建て用地として一般的に取引されている土地面積は40坪∼60坪ほどです。
予算に直すと、2,000万円～3,500万円ほどです。
その為、80坪以上の為、売却困難になっているケースをよく目にします。
それはなぜか・・・？
多い要因は、大きいが故に価格が高くなってしまうからです。
その為、まずは大きな土地の特徴を知っておくことが大事です。
➀「需要とギャップがある」ことを知る。
土地を購入する方の目的は、購入した土地に建物を建築することです。
土地を購入した後に、建物に関する費用が必要になるため、最もニーズの多い購入者層には、予算オーバーの場合が多いです。
中には、100坪以上の土地を求めている購入検討者もいますが、数は少なくなる為、長期化する傾向にあります。
➁「大きな土地を小分けにして売却ができない」ことを知る
土地が大きいなら二つ以上の複数の土地に分筆して売却することをお考えの方もおられますが。宅建業法違反になる可能性が高いため、おすすめは致しません。
複数に分けるということはその分だけ、土地売却を繰り返すことになり、「事業性」があると判断されてしまいます。
事業としての土地売買は個人ではできず、宅地建物取引免許が必要です。
分筆した土地を1つだけ売却することは可能ですが、複数回にわたって売却はできませんので、ご注意下さい。
次回は、大きな土地の売却方法についてご説明いたします。
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